2024年5月26日日曜日

AutoCAD系 カスタマイズについて

 AutoCAD 系 カスタマイズについて

  • プログラミングが必要なもの
  • プログラミングが不要なもの
今回はプログラミングが必要なものを説明します。

何が使えるか、何に使うか

  • LISP
  • C#, VB.Net
  • C++
LISPはCADの組み込みのインタプリタで、コマンドをラッピングして使いやすくしたり、新たにコマンドを作成することも可能です。C++ は CADの高度なカスタマイズが可能です。扱える図形データを追加することも可能です。C#, VB.Net は、多くの人が知っている言語で、外部データベースとの接続など多くのプログラム部品を活用してCADアプリケーションを作成することが可能です。LISPはユーザーインタフェースを扱う部分が弱いので、ダイアログやパレットなどのユーザーインタフェースを利用する場合には C#, VB.Net の利用をお勧めします。

とりあえずLISP

AutoCADに最初からあるプログラミング環境であること、他に何も要らないこと、他のプログラミングを使う場合にも有益な基本が学べることから、とりあえずLISPをやってみることをお勧めします。

Visual Code Editor との連携

Visual Code Editor を使うと、LISP の組み込み関数のバルーンヘルプや、コード入力補完、整形が便利です。さらにオンラインデバッガとしてCADと連携することも可能です。
AutoCAD には、Visual LISP IDE という専用の IDE がありましたが、汎用のシェルプログラミングエディタをIDEとして使うことができるようになりました。

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