AutoCAD 系 カスタマイズについて
- プログラミングが必要なもの
- プログラミングが不要なもの
今回はプログラミングが必要なものを説明します。
何が使えるか、何に使うか
- LISP
- C#, VB.Net
- C++
LISPはCADの組み込みのインタプリタで、コマンドをラッピングして使いやすくしたり、新たにコマンドを作成することも可能です。C++ は CADの高度なカスタマイズが可能です。扱える図形データを追加することも可能です。C#, VB.Net は、多くの人が知っている言語で、外部データベースとの接続など多くのプログラム部品を活用してCADアプリケーションを作成することが可能です。LISPはユーザーインタフェースを扱う部分が弱いので、ダイアログやパレットなどのユーザーインタフェースを利用する場合には C#, VB.Net の利用をお勧めします。
とりあえずLISP
AutoCADに最初からあるプログラミング環境であること、他に何も要らないこと、他のプログラミングを使う場合にも有益な基本が学べることから、とりあえずLISPをやってみることをお勧めします。
Visual Code Editor との連携
Visual Code Editor を使うと、LISP の組み込み関数のバルーンヘルプや、コード入力補完、整形が便利です。さらにオンラインデバッガとしてCADと連携することも可能です。
AutoCAD には、Visual LISP IDE という専用の IDE がありましたが、汎用のシェルプログラミングエディタをIDEとして使うことができるようになりました。
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